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鳥名のある色(2015/3/25改訂 2019/4/17追記)
キジ目キジ科
NO.色名と見本由来の鳥由来、色合い、余談等備 考
1卵色 たまごいろ
ニワトリ
Domestic Fowl
Gallus gallus var.
domesticus
鶏卵の黄身の色、でうすい赤味の黄。(江戸時代、JIS)。玉子色
2薄卵色
うすたまごいろ
卵色の薄いもの、極うすい黄。(江戸時代) 
3鳥の子色
とりのこいろ
鳥の子とはやはり鶏卵で、こちらは黄身ではなく殻の色、黄みの白。平安の頃からの色名。
(見本の色は背景色と同じなので見えないはず。)
egg shell flesh
4レグホーン leghorn
レグホーン
Leghorn
Gallus gallus var.
domesticus
卵用種レグホーンのような色、くすんだ黄。 (JIS)。 
5ピーコックグリーン
peacock green

* インドクジャク 
Inidian Peafowl
Pavo cristatus
孔雀の羽のグリ-ン、青緑。 (JIS)。又はマクジャク
6ピーコックブルー
peacock blue
孔雀の羽のブルー、濃い青緑。 (JIS)。又はマクジャク


キジ目シチメンチョウ科
NO.色名と見本由来の鳥由来、色合い、余談等備 考
1ターキーレッド
turkey red
シチメンチョウ
Wild turkey
Meleagris gallopavo
ターキーと言えば七面鳥と思いきや、「ターキー」はトルコ共和国。 「トルコ赤」。orient red
2ターコーイズブルー
turquoise blue
トルコ石を由来とする色名。トルコ石と言いながらトルコ国では産出していないとか。(JIS)


カモ目カモ科
NO.色名と見本由来の鳥由来、色合い、余談等備 考
1鴨の羽色
かものはいろ

マガモ
Mallard
Anas platyrhynchos
鴨の頭部や羽に見られる濃い緑みの青。
鴨とは青首すなわちマガモだろう。
真鴨色、
mallard's feather,
duck blue,
duck green
2ティール teal



コガモ
Eurasian Teal
Anas crecca
コガモの羽色
ウェブ基本色
 
3ティールブルー
teal blue
コガモの頭部の羽色 
4ティールグリーン
teal green
コガモの羽色特に頭部や翼鏡の深い青緑 
5グーズグレイ
goose gray

マガン
White-fronted Goose
Anser albifrons
ガンの羽色 


ハト目ハト科
NO.色名と見本由来の鳥由来、色合い、余談等備 考
1山鳩色 やまばといろ

アオバト
White-bellied Wedge-tailed
Green Pigeon
Treron sieboldii
「青白橡(あおしろくるばみ)」或いは「麹塵(きくじん)」を山鳩色とも言う。
「山鳩」はキジバトではなく、「アオバト」のことである。黄色に青色のかかった、緑みの灰色はまさにアオバトの羽の色。
この色は平安の昔から天皇の平時の袍の色として決められ、庶民は使えない色、禁色とされてきた。
麹塵
=コウジカビの色
2鳩羽色 はとばいろ

カワラバト(ドバト)
Rock Dove
Columba livia
カワラバト、ドバトの羽の暗い灰紫
(江戸時代、JIS)。
  
3鳩羽紫 はとばむらさき
カワラバト、ドバトの羽の暗い灰紫
(江戸時代)
 
4鳩羽鼠 はとばねずみ
鳩羽紫+鼠の赤味の灰紫
(江戸時代)
dove gray
5ピージョンズブラッド
pigeon's blood
鳩の血の色で最高級のルビーを言う。
主にミヤンマーで産出される。
 
6ピージョンブルー
pigeon blue
鳩のどの部分の色か不明 


ペリカン目サギ科
NO.色名と見本由来の鳥??由来、色合い、余談等備 考
1猩猩緋
アマサギ(猩々鷺)
Cattle Egret
Bubulcus ibis
能の猩々(中国でサルに似た想像上の動物)の赤毛や装束など鮮やかな黄みの深紅色。 (室町時代頃の色名)

野鳥「アマサギ(猩々鷺)」(右写真)がこの色の由来ではない。為念。

「猩々」を冠する鳥は他に猩々鴇猩々紅冠鳥(カーディナル)等もいる。


ペリカン目トキ科
NO.色名と見本由来の鳥由来、色合い、余談等備 考
1鴇色 ときいろ

トキ
Japanese Crested Ibis
Nipponia nippon
風切羽や尾羽等の鮮やかな淡紅色。 (江戸時代、JIS)

鳥博のある企画展でトキの羽が展示され見たことがある。写真を撮っておけば良かったのだが。
salmon pink
2鴇鼠 ときねず
鴇色の派生色 鴇色+鼠色 (江戸時代)
明るい灰色味の淡紅色
桜鼠
3鴇浅葱 ときあさぎ
鴇色の派生色 鴇色+浅葱色 (江戸時代)
淡い灰味の赤紅色 
水柿
(ミズガキ)
4鴇唐茶 ときがらちゃ
鴇色の派生色 鴇色+唐茶 (江戸時代の色名?)
鴇色の載った浅い茶
 


タカ目タカ科
NO.色名と見本由来の鳥由来、色合い、余談等備 考
1鳶色 とびいろ

トビ
Black Kite
Milvus migrans
トビの羽の色による、暗い灰赤。虹彩の茶褐色
江戸時代前期から表れる代表的な茶色
以下の様々なバリエーションで流行した色。
檜皮色
鳶色JISJISの鳶色
2鳶茶 とびちゃ
鳶色をより濃くした暗い赤褐色 
3紫鳶 むらさきとび
鳶色の派生色で、やや紫みの暗い赤褐色 
4黒鳶 くろとび
鳶色の派生色で、 やや黒味がかった、ごく暗い赤褐色 
5紅鳶 べにとび
鳶色の派生色で、 赤みがかった濃い赤褐色 


ブッポウソウ目カワセミ科
NO.色名と見本由来の鳥由来、色合い、余談等備 考
1翠 みどり

カワセミ
Common Kingfisher
Alcedo atthis
カワセミの羽の色を由来とする、青みの緑色。
翠=カワセミ♀、別名青羽雀、翡=カワセミ♂、赤羽雀とか言ったらしい。
同じ発音の「緑(JIS)」は三原色の一つで、別の色。紛らわしい。
2キングフィッシャー
ブルー kingfisher blue
カワセミの羽根に見られる浅い緑みの青 
3翡翠色 ひすいいろ
カワセミ
Common Kingfisher
Alcedo atthis
宝石ヒスイの鮮やかな緑色。室町時代頃から。
持っている辞書では翡翠の第1義はカワセミ、 第2が宝石のヒスイになっている。カワセミは嘗てはヒスイ科に分類されていた。紛らわしい。
 


ハヤブサ目ハヤブサ科
NO.色名と見本由来の鳥??由来、色合い、余談等備 考
1ファルコン

ハヤブサ
Peregrine Falcon
Falco peregrinus
ファルコン即ちハヤブサの羽の色のように、黒味の濃い茶色。黒茶


スズメ目カラス科
NO.色名と見本由来の鳥由来、色合い、余談等備 考
1烏の濡羽色
からすのぬればいろ

からす
Crow
烏の濡れた羽色。黒く青みのある艶やかな色で、通常のカラスより黒い色を形容 烏羽色、濡鴉

crow = 紫みの黒
2レイブン raven
ワタリガラス
Raven
Corvus corax
ワタリガラスの羽の色で、真っ黒を現す。
カラス(crow)は紫みの黒
Raven
 =ワタリガラス(冬北海道に渡ってくる)
3ジェイブルー jay blue

* アオカケス
Blue jay
Cyanocitta cristata
アオカケスの羽の明るい緑みの青

大リーグのブルージェイズはまさにアオカケスがチーム名でシンボル。
日本で見られるカケス(右写真)の脇にも格子縞で鮮やかな青が見られる。

JリーグのJはjayではない。シンボルは同じカラス科だが、あれは熊野大社の「八咫烏」。


スズメ目ツバメ科
NO.色名と見本由来の鳥由来、色合い、余談等備 考
1燕脂 えんじ
ツバメ
Barn Swallow
Hirundo rustica
中国燕の国産出の顔料(生臙脂)が由来。
濃い赤色、生臙脂、紅花またはカイガラムシから作る。

ツバメ(燕、右写真)の喉元の色かと思ったが、違うそうだ。
「臙脂」とも書く。
JIS


スズメ目ウグイス科
NO.色名と見本由来の鳥由来、色合い、余談等備 考
1鶯色 うぐいすいろ

ウグイス
Bush Warbler
Cettia diphone
鶯の羽の色に似た暗い灰みの黄緑色。
(江戸時代、 JIS)
olive green

メジロの色と混同される。
2鶯茶 うぐいすちゃ
鶯の背の色に似て褐色がかった黄緑色、暗い灰黄
(江戸時代、 JIS)鶯色よりも早く使われだした模様。
 


スズメ目ヒタキ科
NO.色名と見本由来の鳥由来、色合い、余談等備 考
1瑠璃色 るりいろ
宝玉の瑠璃が由来。瑠璃のような色で、紫みの青。(JIS)
オオルリ、コルリ、ルリビタキ等の野鳥が由来ではない。
bluebirdbluebirdと言う色名もあるようだ。
2ロビンズエッグブルー
robin's egg blue

ヨーロッパコマドリ
European Robin
Erithacus rubecula
村上稔氏(鳥博友の会員)撮影
イギリスの国鳥(コマドリ)の卵殻の薄い青色 
3エッグシェルグリーン
eggshell green
ヨーロッパコマドリ等の小鳥類 小鳥の卵殻の薄い青緑色 


スズメ目スズメ科
NO.色名と見本由来の鳥由来、色合い、余談等備 考
1雀色 すずめいろ

スズメ
Tree Sparrow
Passer montanus
雀の頭のような赤黒い色雀頭色,雀茶


スズメ目アトリ科
NO.色名と見本由来の鳥由来、色合い、余談等備 考
1鶸色 ひわいろ

マヒワ
Siskin
Carduelis spinus
マヒワの羽のような明るい、冴えた黄緑
(江戸時代)
JIS
2鶸茶 ひわちゃ
鶸色の派生色、「鶸色」+「茶」で、緑味の鈍い黄色。
(江戸時代)
 
3鶸萌黄 ひわもえぎ
鶸色の派生色、「鶸色」+「萌黄色」で、鶸色と萌黄色の中間の黄緑色 
4鶸鼠 ひわねず
鶸色の派生色、「鶸色」+「鼠」、黄みのつよい鼠色。 
5金糸雀色
カナリヤいろ
カナリア
Island Canary
Serinus canaria
カナリヤの羽毛のような緑味の黄
西洋の色名、JIS
canary yellow


スズメ目その他
NO.色名と見本由来の鳥由来、色合い、余談等備 考
1カーディナルレッド
cardinal red

ショウジョウコウカンチョウ 
Common Cardinal 
Cardinalis cardinalis
松田幸保氏撮影
(鳥博友の会員)
ローマカトリック枢機卿(「神の代理人」の候補でありかつ、その選挙権を持つ)の正装用帽子と法衣の深紅色。
1510年頃ラファエロが描いた法王ユリウスII世時代の枢機卿の肖像画(現在プラド美術館)が色名の由来。北米では雄の鮮やかな赤い小鳥、カーディナル(猩々紅冠鳥)がいるが、その色からのこの名前がついた。
大リーグ、カーディナルスのユニホームの胸には赤い小鳥、カーディナル。尚、枢機卿の帽子はスカーレットハットと言うが、カーディナルとスカーレット(緋色)は別の色。スカーレットを辞書で見るとよからぬ意味もあり、考えさせる。

2018年1月孫とハワイへ行った時、ショウジョウコウカンチョウの声を聞くことが出来た。生憎姿は見ることも写真を撮ることもできなかった。右の写真の鳥、唯のコウカンチョウ(Red-crested Cardinal)には 何度もあった。(2019/4/17追記)
ショウジョウコウカンチョウ科
猩々紅冠鳥

bluebirdscarlet
2ビショップズ
 バイオレット
bishop's violet
* キンランチョウ
Orange Bishop
Euplectes franciscanus
ローマカトリック司教(bishop)の着用している帽子と法衣の赤紫。

同様の名"bishop"を持つハタオリドリ科の* キンランチョウ(金蘭鳥、右の写真)を見ると胸部と頭部が鮮やかなオレンジ色で、司教の色とは違う。一夫多妻のキンランチョウ(bishop bird)と神に仕える謹厳実直な司教では違って当然なのだろう。しかしヴァチカンはこの鳥名を嫌っているそうだが、何故?

蛇足序で、ビショップ(bishop )には別の鳥もいる。 オウゴンチョウ(Yellow Crowned Bishop Euplectes afer)である。漢字で書けば「黄金鳥」、やはりハタオリドリ科で一夫多妻だそうだ。キリスト教では問題でもイスラム教では一夫多妻は問題にならない。(2019/4/17追記)


フラミンゴ目フラミンゴ科
NO.色名と見本由来の鳥由来、色合い、余談等備 考
1フラミンゴ flamingo

* オオフラミンゴ ??
Greater Flamingo
Phoenicopterus roseusn
フラミンゴの羽色。 
2フラミンゴローズ
flamingo rose
フラミンゴの羽孫とハワイへ行った色。
どちらかと言えば * コフラミンゴの色の方が近いか?
 
3フラミンゴピンク
flamingo pink
フラミンゴの羽色。
こちらも * コフラミンゴの色の方が近いか?
 


オウム目オウム科
NO.色名と見本由来の鳥由来、色合い、余談等備 考
1パロットグリーン
parrot green
由来種??オウム(鸚鵡)の羽根のような緑,萌黄色(もえぎいろ)を濃くした色parrot blueなる色もあるようだ。


神話等架空の鳥
NO.色名と見本由来の鳥由来、色合い、余談等備 考
1フェニックスレッド
phoenix red
不死鳥
Phoenix
エジプト神話に登場する不死鳥を思わせる鮮やかな赤。

フェニックス:姿と大きさは鷲似、羽毛は半ば金色、半ば赤い。500年に一度エジプトに出現、500年生きて復活。
 




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