オオタカ |
ハイタカ |
ツミ |
サシバ |
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鳥 名 | オオタカ | ハイタカ | ツミ | サシバ |
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漢 字 | 蒼鷹 | 灰鷹 | 雀鷹 | 刺羽 |
英 名 | Northern Goshawk | Eurasian Sparrowhawk | Japanese Sparrow- hawk | Grey-faced Buzzard Eagle |
学 名 | Accipiter gentilis | Accipiter nisus | Accipiter gularis | Butastur indicus |
( タカ目 / タカ科 / ハイタカ属 ) 仲 間 | ( タカ目 / タカ科 / サシバ属 ) 仲 間 | |||
大きさ | L♂50cm L♀56cm 留鳥 | L♂32cm ♀39cm 留鳥・漂鳥 | L♂27cm ♀30cm 日本産タカ科中最小 夏鳥 | L49cm 夏鳥 |
季 語 | 冬 : 蒼鷹 | 夏 :雀鷹 秋 :鷹渡る | 夏 : 刺羽 秋 :鷹渡る | |
春 :鷹の巣 | ||||
鷹狩名 (異 名) | 雌;おほたか、だい(大鷹、弟鷹) 雄;せう(小鷹、兄鷹) 一歳;わかたか(黄鷹) 二歳;かたかへり(撫鷹)----第1回換羽 三歳;もろかへり(両換)----第2回換羽、あをたか(青鷹)しろたか(白鷹) |
雌;はしたか(鷂) 雄;このり(兄鷂) 小鷹 | 雌;雀鷂(つみ)、すすみたか 雄;悦哉(えっさい) 小鷹 英名:Japanese Lesser Sparrow Hawk | 青刺羽 |
由 来 | あをたか(蒼鷹)--奈良時代 おほたか---平安時代 | 雌の古名 | 雌の古名 | 刺=まっすぐの意? | 鷹狩では大型である雌が優れ、大事にされ、雌の名前が種の名前になる。 高く飛ぶ。猛(たけき)意、手飼鳥(たかひどり) |
鳴き声 | 雄;ケッケッケッケ 雌、幼鳥;ピョウ | キィーキィーキィー | ピョウ ピョウ ピヨ ピヨ | ピックイー、 ビュークイ 聞きなし;Kiss me. |
天気予報 | タカが高うに舞ったら晴れ | |||
鷹狩り | 大鷹狩り(冬) 鶴、雁、キジ等 | 小鷹狩り(秋) 鶉、スズメ等 | "手に据えていたし刺羽もそれぬれば野辺の花にやみだれあいなむ"(鎌倉時代)等があるが不詳。 | |
餌 | 中型の鳥(ドバト、キジバト、キジ、ヤマドリ、ヤマシギ、カモなど)ノウサギ、リス、タヌキ、キツネ、ネズミ | 鳥;スズメ、ツグミ、ハト、カモ、ライチョウ、シギ、チドリ | カケス、ヒヨドリ、ツグミ、ホオジロ等の小鳥類、昆虫類など | ネズミ、スズメ、ヘビ、トカゲ、、カエル、トノサマバッタ、イナゴ |
ことば | 一富士二鷹三茄子 鷹は飢えても穂をつまず 鷹を合わす 鵜の目鷹の目 能ある鷹は爪を隠す 御巣鷹山;鷹の繁殖のため立入を禁止して管理した山で超有力藩のあった地域に残っている。 | |||
漢 字 | 古代中国漢字の森の鳥 参照 | |||
メ モ | 「常識の鳥」の「鷹」に写真のあるオオタカ、ハイタカ、ツミ及びサシバを選びました。 と言いますのはオオタカ、ハイタカ、ツミは鷹狩りに使われ、私のイメージに合ったからです。 野生の「鷹」に逢う機会は一般の人、特に都会に住む人には余り無いものと思うし、鳥の写真を撮り始める以前は私も鷹を見たことが無かったです。そのため「鷹」と言う時、思い浮かべるのは映画やテレビ或いは書物でかつて見たのだろうか、鷹匠が拳に据えた鷹や止まり木に止まった鷹程度で、「鷹」は鷹狩りに結びついてイメージされてきたようです。オオタカ、ツミ、ハイタカは鷹狩りに使用されてきたし、姿形もイメージに合致してます。 サシバは「鷹狩り」との結びつきは極めて薄いと言ってもよいくらいです。芭蕉の句の「鷹一羽見つけてうれし伊良湖崎」、この鷹を芭蕉が識別した如何か分かりませんが、サシバ説はかなりあり、サシバは昔より鷹の渡りの主役のようです。私には馴染みは全くありませんでしたが、農村では身近な鳥であったのではないでしょうか。そんな訳で、「鷹」の中に入れた次第です。 その他の「鷹」については以下の通り; ハヤブサは鷹狩りに使われてますが、ハイタカ属とは飛形顔つきなど明らかに違い、古来より「隼」として区別してきたようなので、「常識の鳥」に別掲します。 鳶はトンビと言われ比較的馴染み深い猛禽ですが、鳥を獲らないので鷹狩りをする鷹と明らかに区別されてきました。「常識の鳥」に別掲します。 ノスリ、チュウヒ、ミサゴ、ハチクマは鷹狩りに結びつかないと思いますので、「常識の鳥」の「鷹」から除外します。 クマタカは鷹狩りに使用されてきましたが、生憎見たことも、写真も有りません。 「鷲」も写真がありません。 |
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