キジ / Pheasant

何と言っても、キジは日本の国鳥であり、姿も色も美しく、桃太郎の鬼退治に登場する。古くは大化の後「白雉」と言う年号に使われた。鷹狩では鶴ほどではないが、貴重な獲物になった。

”手賀沼の鳥”

私の散歩コースでは農道沿い、川沿い、緑道沿い、何処ででも、ほぼ年中会える。

尚、初めてシャッターを押したのは2003/4/27 戸張新田、オリンパスのC2100 10倍コンパクトカメラの時代。


EOS20D+100-400
2006/4/13 手賀沼
ほろ打ちの姿として、取敢えず口を開いているのを選んだ。ケンケンと叫んでいるので。

EOS20D+400X1.4T
2006/8/10 大井新田
雌には中々合えぬ。


EOS20D+400
2008/2/29 第2機場
ディスプレイ


EOS20D+400
2008/2/22 北柏ふるさと公園
砂浴び

EOS7D+400
2010/8/14 戸張
円高だ慌て買い出し雉半裸
幼鳥♂

鳥 名キジ / 雉 / Pheasant / Phasianus colchicus  
 ( キジ目 / キジ科 / キジ属 )  仲 間
大きさ L58--81cm /留鳥
季 語 春 : 雉、雉のほろろ、雉打つ
夏 : 羽抜雉
冬 : 狩場の雉
異 名 きぎし、きぎす(雉子)妻恋鳥、野鶏
英名;
  • Japanese Pheasant
  • Phesant
  • Japanese Green Pheasant
  • Common Pheasant
    学名; Phasianus versicolor
  • 由 来 キギシの略、---
    草の種子・葉、木の実、昆虫、クモ
    鳴き声 雄;ケーン ケーン
    聞きなし;けんけんほろろ
    古和歌俳句* 春の野の繁き草葉の妻恋ひに飛立つ雉のほろろとぞなく
    * 春の野にあさるきぎしの妻恋に己があたりを人に知れつつ(家持)
    * 秋去れば野になく雉のほろほろと涙こぼるる夕間暮れかな
    * 父母のしきりに恋し雉子の声(芭蕉)
    メ モ 1. もの言わじ父は長柄の人柱鳴かずば雉もうたれざらまし
    2. 1947年国鳥に指定
    3. 「けんもほろろ」----キジの鳴き声(と羽音)を入れて、無愛想に断る様を表す言葉。キジがつれないのかと言うとそうではなく、「けん」が「慳貪」、「剣突」に掛けられた事による。さらに「ほろろ」には断られた方の気持ちが現れているように見える気もするが如何だろう。
    4. 「ほろろ(を)打つ」、「ほろろ」は「保呂呂」とも書き、保呂羽と関係ある?
    ことわざ雉が鳴き騒ぐと地震有り("鳥の天気予報・災等予知"参照)
    雉も鳴かずば打たれまい
    雉の隠れ

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