2007/8/26 三番瀬・谷津干潟

錐合(きりあい) や アオサの(くささ) に 嘴を曲げ
キリアイ2007/8/26三番瀬N7900+ED82+30XWFN
キリアイ / Broad-billed Sandpiper / Limicola falcinellus

干潟の始まりに侵入を阻止するかの如くアオサの腐ったのだろうか、堆積し異臭を放つ。そこに小さな虫が大量に発生しうるさくスコープ、照準器、眼鏡、顔、腕等にまといつく。探鳥、撮影を楽しむ雰囲気は無い。初めての経験。久々のデジスコ。

(うつ) ろな目 貝天晴(あっぱ) れの 声を消す
オオメダイチドリ2007/8/26谷津干潟EOS20D+400
オオメダイチドリ / Greater Sand Plover / Charadrius leschenaultii

漁夫の利に ウミネコの目は 血が走り
オオメダイチドリ・ウミネコ2007/8/26谷津干潟EOS20D+400
ウミネコ / Black-tailed Gull / Larus crassirostris

オオメダイの幼鳥が脚指を貝に挟まれ、もがいていた。良く見ると血が滲んでいる様だ。そこをウミネコが襲う。逃げ、もがくが貝は離れない。ウミネコは繰りかえし襲う。セイタカシギが間に入ってすっくっと立ち、分ける。オオメダイはどんどん弱ってゆくようだった。私たちが帰った後、バーダーの1人が干潟に下りて拾い上げ観察センターへ持ち込んだ、そうだ。「鷸蚌(いつぽう)の争い漁夫の利」を間近に見た。


 鷹斑鷸(たかぶしぎ)  ガラス越しにて 餌を探し
タカブシギ2007/8/26谷津干潟EOS20D+400
タカブシギ / Wood Sandpiper / Tringa glareola

先週茨城南部でも会ったが、今回は涼しい場所で、間近に見ることが出来た。


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